軍神の血脈 高田崇史 ブックレビュー [ブックレビュー]
高田崇史薯 「軍神の血脈」
偶然再会した同級生が楠木正成の謎に挑む歴史サスペンスといった作品だった。
ダビンチコードの日本版と思ったら伝わり易いだろうか?
随所に名だたる歴史上の登場人物名が出てきて、少し読むのが億劫になることも
あるのだが、それを和らげる様に他の部分の文字数は可能な限り少なくされているので
トータル的に読みやすくなっているなぁ〜と感じた。
歴史的記録や、記述には「あれ?」「変だな?」と思っても、そのまま受け入れて
しまいがちだが、そこに疑問を持つことの大切さを感じさせられた。
おそらく、日常生活でもなんとなく分かったつもりで済ませてしまう
習慣を知らず知らずのうちにしてしまっているのだろう。
そう言う意味でも刺激を受ける本だった。
読書が苦手な人でも程よく読める点と、読み始めの重々しさから徐々に読みやすくなる
開放感は万人受けするタイプの本です。
★★★★(5つ満点中)
偶然再会した同級生が楠木正成の謎に挑む歴史サスペンスといった作品だった。
ダビンチコードの日本版と思ったら伝わり易いだろうか?
随所に名だたる歴史上の登場人物名が出てきて、少し読むのが億劫になることも
あるのだが、それを和らげる様に他の部分の文字数は可能な限り少なくされているので
トータル的に読みやすくなっているなぁ〜と感じた。
歴史的記録や、記述には「あれ?」「変だな?」と思っても、そのまま受け入れて
しまいがちだが、そこに疑問を持つことの大切さを感じさせられた。
おそらく、日常生活でもなんとなく分かったつもりで済ませてしまう
習慣を知らず知らずのうちにしてしまっているのだろう。
そう言う意味でも刺激を受ける本だった。
読書が苦手な人でも程よく読める点と、読み始めの重々しさから徐々に読みやすくなる
開放感は万人受けするタイプの本です。
★★★★(5つ満点中)
楽園のカンヴァス ブックレビュー [ブックレビュー]
読み始めて引き込まれるのにたいした時間はかからなかった。
久々に一気に読み終えた。
絵画がベースとなっているお話ではあるが、
特に知識が無くともスマホ片手に読んで行くとより楽しめる。
基本は恋愛(大きな意味で)をベースにしているので、
女性作家さんならではの繊細な表現が多く見受けられた。
ただし、最後の方でかなり強引な話の展開の変化が目に余ったので
5段階中4の評価
同時期の本屋大賞を「のぼうの城」に競り負けたが、その理由はこの辺に
あったのではないだろうか?
途中までは本当にいい流れだっただけに非常に残念。
だがしかし、読んでみる価値はある本であることには変わりはないので
おすすめです。
あたたかい水の出るところ [ブックレビュー]
阪急電車 レビュー [ブックレビュー]
いちばんシンプルな問題解決の方法 [ブックレビュー]
たった2つの質問だけ!
いちばんシンプルな問題解決の方法
ものすごくわかりやすい本でした。
最近の本の傾向は、ネットから得られる情報の恩恵を受け
非常に難しい表現をし、その本が持つ品疎な内容を
見えづらくすることにのみ力を注いでいる人が多くなりました。
この本は「タテの質問」と「ヨコの質問」を駆使し
問題解決の方法教えてくれます。
キャラクターを登場させるセンスの無さには閉口しますが、
誰もが知っていると思い込んでいる
「考えるプロセスを省く作業」がいかに危険か?
道筋を立て、丁寧に考えることの大切さを教えてくれます。
考えるという作業が苦手な方や、社会人になりたての方に
おすすめできる良書だと思います。
定価1300円の価値はあります。
いちばんシンプルな問題解決の方法
ものすごくわかりやすい本でした。
最近の本の傾向は、ネットから得られる情報の恩恵を受け
非常に難しい表現をし、その本が持つ品疎な内容を
見えづらくすることにのみ力を注いでいる人が多くなりました。
この本は「タテの質問」と「ヨコの質問」を駆使し
問題解決の方法教えてくれます。
キャラクターを登場させるセンスの無さには閉口しますが、
誰もが知っていると思い込んでいる
「考えるプロセスを省く作業」がいかに危険か?
道筋を立て、丁寧に考えることの大切さを教えてくれます。
考えるという作業が苦手な方や、社会人になりたての方に
おすすめできる良書だと思います。
定価1300円の価値はあります。
たった2つの質問だけ! いちばんシンプルな問題解決の方法―「タテの質問」で掘り下げ、「ヨコの質問」で全体像をあぶり出す
- 作者: 諏訪 良武
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2010/12/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
猪瀬直樹の仕事力 [ブックレビュー]
脳の王国 茂木健一郎 [ブックレビュー]
何かの連載コラムをまとめた本のようです。
意外だったのは、茂木さんが文中で怒った話をしていることでした。
TVなどで話している時は気にならない言葉も
活字にするとこんなにも陳腐に聞こえるのか?と思う部分もあり
茂木健一郎を等身大に感じられる本だと思います。
個人的には巻末の内田樹さんとの対談で
やたらと茂木さんが一方的に話してる感じが
子供が大人に認めてもらいたいかのようで笑えました。
笑えました。
タグ:茂木健一郎
ファーストクラスに載る人のシンプルな習慣 コミュニケーション編 [ブックレビュー]
ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣 コミュニケーション編
- 作者: 美月あきこ
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2011/02/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
元国際キャビンアテンダントの方が書かれている本です。
お客様への接し方を基本として仕事や日常生活で
応用出来るようにな内容でした。
終始親切に説明されているので、接客業を経験したことのない人には
かなりおススメできると思います。
ただ、接客業の経験のある人にとっては
真新しいことは見いだせません。
ですので、これから社会人になる人や、
はじめて接客業に従事する方に読んでほしい本です。
歩きながら考えよう 安藤忠雄 [ブックレビュー]
英雄の書 上下巻 宮部みゆき [ブックレビュー]
宮部作品はある程度のクオリティーを保証してくれるので
かなり好きでした。
が、ここ数年力が衰えている感じが否めません。
それでも「ブレイブストーリー」は久々のスマッシュヒット的な作品でした。
そんな中、この「英雄の書」は同じようなファンタジーで、
読むほどに引き込まれて行きました。
しかし、展開や話の閉じ方があまりにも雑と言うか・・・
宮部作品の良さとは、流れるようなストーリー展開とあっと驚く裏切り
にあると言っても過言ではありません。
それが無いこの作品は期待外れでした。
かなり好きでした。
が、ここ数年力が衰えている感じが否めません。
それでも「ブレイブストーリー」は久々のスマッシュヒット的な作品でした。
そんな中、この「英雄の書」は同じようなファンタジーで、
読むほどに引き込まれて行きました。
しかし、展開や話の閉じ方があまりにも雑と言うか・・・
宮部作品の良さとは、流れるようなストーリー展開とあっと驚く裏切り
にあると言っても過言ではありません。
それが無いこの作品は期待外れでした。